ホームランを打ったことのない君に
絵本作家 長谷川集平さんの「ホームランを打ったことのない君に」を友人から頂きました。人生の縮図という気がしました。ホームランを打つためには努力が必要だという極めてシンプルなメッセージなのですが、子供のために書かれたせりふを読むと、あらためてその奥が深いことに気が付きます。
ところで人生のホームランとはなんでしょうか?肩書、栄誉、お金・・・。どれも違うのはよくわかっているのですが、ひとりひとりホームランを設定できているのでしょうか。本の中にも「その前にヒットを打たないと」というせりふが出てきます。まずはヒットですよね。
音楽も小説も、書いている本人はたぶん「自分では最高だと思うんだけどなあ。」というのが本音でしょう。評価は常にあとから付いてくるので、考えても仕方ないことです。することはただひとつ、自分で納得いくまで繰り返しチャレンジすることでしょう。私もつい最近、新しい曲を作って、編曲や楽器のイメージを変えてみました。始めはピアノ一本の方が、と思いつつバイオリンを入れたり、シンセのストリングスを入れてみたり、ギターだけにしてみたり、色んな発見がありました。
とりあえずヒットから・・・。
| 固定リンク
「心と体」カテゴリの記事
- 6年(2017.03.13)
- 3分の1できれば上等です(2014.08.09)
- 東日本大震災から3年(2014.03.15)
- 番外編:12/8 軍人の方々(2011.12.12)
- 空気のきれいな冬もあとわずか(2010.03.06)
コメント
大きなホームランより、小さなヒットがチョンチョンあるほうが、楽しいかも?幸せは、小出しするっていう感じで♪
投稿: 藍弥生 | 2007年6月 9日 (土) 23時57分
この2-3週間、D flatさんのブログを何度か見て、こんなに似ている所があるとは思わず、驚きです、別世界の人だと思っていたので。同じ人間なのだから似ている所はあるだろう、と言われれば、それもそうですが…
だから、今は書きたい事が一杯で爆発しそうですが、爆発したら大変な事になるので押さえる事にします。
人の心を癒したい、助けになりたい、と思うのは誰でも同じかもしれませんが、その手段を持っている人は幸せだと思います。私にできる事は、ただ人と一緒に泣いてあげる事しかないのではないかと思うと情けないです。ま、私の事はさておき、D flatさんに関しては本当に大変でしょうけど、二束のわらじで良かったと思います。私の友人に3歳からピアノを始め、政府の奨学金でベルリンに留学した子がいますが、本当に音楽の世界は厳しいのですね、帰るに帰れず、20数年、ベルリンに滞在中です。因みに、その子のピアノを聴いても心に響くものはなく、友達だからこそ悲しかった覚えがあるのですが、Aperitifsは本当に心に響きました。苦しい事は多いでしょうけど、無理し過ぎず、人の心を癒す事をメインに頑張って下さい。
投稿: No one cares | 2007年6月 4日 (月) 14時02分