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2009年6月17日 (水)

海外音楽エピソード(4) エマニュエル・アックス

乗ってるぜ! というのがこのピアニストでした。

ロンドンのロイヤルフェスティバルホールでベートーベンのピアノ協奏曲3番を聴いた時のことでした。この曲は、メロディがしっかりした短調で、ベートーベンというよりはモーツァルトかなあ、と思うような出だしから始まります。第二楽章になるとやっぱりベートーヴェンだあ、ということになるのですが。

さて、ピアニストはエマニュエル・アックスだったのですが、すごく親しみの感じるお腹の彼はピアノが始まるまでのオケのイントロを実に楽しそうに聴いているのです。ついには、聴衆に顔を向けてにこやかにリズムを取り出すのです。短調の曲なのですが、回りを見るとお客さんが「乗っている」ではありませんか。クラシックでも「乗り」は重要だと思うのですが、彼はもうその仕草で弾き始める前に引きずりこんでしまったのです。

第三楽章がまた「乗り」が良いので、あっという間に楽しい時間が終わってしまったという気分でした。勿論、拍手喝采・・・。そしてサービスというよりは心のこもった笑顔を360度ふりまいておりました。思わず、「おっさん、すごいぜ!」と言いたくなる雰囲気でした。

ちなみに全く関係ありませんが、彼の奥様は日本人という話を聞いたことがあります。今年は来日するようです。

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コメント

来日されるのですか〜?
360°の笑顔を見てみたいですね♪

投稿: 撫子 | 2009年6月22日 (月) 21時21分

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