2010年回顧 (1) - アジア -
かなり間があいてしまいました。
12月になりました。最初の勤務先で毎年12月になると「回顧と展望」というレポートの作成に追われておりましたが、1年を振り返るのは、翌年の計画作りに大いに役立ちました。「前進あるのみ」と思いながらも、一度立ち止まって考えるのは大変有意義でした。
第一回はアジアです。アジア、アジアと言われ続けていましたが、今年は本当に実感しました。会議などでアジアに何回か行きましたが、「熱さ」を感じざるを得ませんでした。現地で働く日本人とお話をしていても「今、ここにいるのは幸せです。」「当分、帰りたくないですね。」というようなことをよく聞きました。
東京国際映画祭(結局行けず)の関係者のお話を伺っても、アジアからの出品や提携の話が多く、熱気を感じたそうです。
音楽の世界でもあらためてK-POPが再上陸!よく研究されたリズム、メロディ、グループ構成がヒットを生んでいます。いずれは、中国や他のアジア諸国からのユニットも出るのでしょう。中国と言えば、alanさんの声は本当に良いですね。フィリピンの歌手シャリースさんにも度肝を抜かれました。クラシック音楽の分野でも中国のアーティストの台頭が目立ちますし、来年はどんな新人がどんな音楽をひっさげて登場するか大変楽しみです。
日本は「失われた10年」に苦しめられているということを紙上でもよく見ますが、最近アジアのビジネスパーソンから「日本はやっぱりすごい。ブレが少ない。」と言われます。うーん、これをどう解釈するかですが・・・。
- ずーっと底にいるのでもうこれ以上底に行かない
- 欧米経済がジェットコースターのように乱高下した
- アジアの急成長が不安になりつつある
といったところでしょうか。比較でお褒めに与るのがうれしいことなのかどうかも疑問ですが、急成長すると安定にも関心が行くことの表れかと思っています。
とはいっても、来年もアジアに期待します!!
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コメント
「…ブレが少ない」
う~ん。
日本人からしてみれば、ただ単に政治家が脳天気なだけじゃないかと。(笑)
外は大変な事になっているのに、内では相変わらずのドタバタ政治。
ブレようにもブレられない!…そう思うんですが。
バブルの再来は望んでいませんが、アジアの急成長に牽引されているのは情けない思いも。
でも、アジア圏の人々が豊かになるのは喜ばしい事かな。
日本経済が軌道に乗るまで、導いて頂きたいと思います。
投稿: LONE-WOLF | 2010年12月18日 (土) 19時43分