音楽の先生(5)スパルタ復活のはずが・・・。
ちょっと間が開いてしまいました。
さて、(4)の続きですが、女の子の超人的なピアノに圧倒されていた小学生(中学年)時代に、もうひとり先生に付いていました。それがあのスパルタ先生です。東京に帰ってきて、なぜか土曜に電車にのって一時間も掛けて音感と楽典を習いにいっていたのです。
音感というのは、聴音なのですが、先生の弾くピアノを聴いて、さっさかさっさか採譜していくのです。これが以外と楽しかったというか、出来たのです。3回弾いてくださるのですが、2回目には結構完了していたのですね。そのうち、和音が入ってきたりしてレベルが上がっていくのですが、楽しくて仕方なかった。というか、土曜にそこに行くと途中で牛乳を買ったりして、禁止されていた「買い食い」が出来たのも一因でした。
楽典といっても初級の初級だと思うのですが、音楽史も合わせて教えて頂きました。エアコンもない夏でも、緑があって、扇風機の首がこちらに向くのを待ちながら、一生懸命ノートにとっていました。
しかし、スパルタではないのです。ピアノはスパルタだったはずですが、音感と楽典はスパルタではありませんでした。テストもあったのですが、怒られている人もいなくて20名くらいの生徒さんは本当に一生懸命やっていました。作曲家の伝記も良く読みました。小学校の教室近くが図書室になっていて、放課後によく読んでいました。ベートーヴェンのあの散歩の写真を最初に見たのもそのころでした。小学生の読む伝記には、その後知ることになる作曲家の愛憎劇は書かれていませんでしたが。
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